税理士さんがやって来た(その3)!個人事業主である妻の配偶者控除

私は今年初めて、青色確定申告に挑戦します。初めて確定申告をする方は誰でも、税理士さんによる無料記帳指導(全5回)を受けることができます。

今回は、3回目の無料記帳指導です。配偶者控除について詳しく教わりました。

これまでの記帳指導については以下の記事をご参照下さい。↓

初めての確定申告!税理士による無料記帳指導に申し込みました
私は、今年の2月に青色確定申告の申し込みをしました。無事に書類が受理され、会計ソフトの力を借りて記帳しています。そんな今年の4月に、税務署から記帳指導の申込書類が送られてきました!
税理士さんがやってきた!無料記帳指導で青色確定申告も安心!
私は今年、初めての確定申告に挑戦します。初めて確定申告をする場合は、誰でも税理士の無料記帳指導を受けることができます。無料記帳指導で解決した疑問点と、驚くほど親切な対応について記載しています。
税理士さんがやって来た(その2)!MFクラウドはやっぱり優秀!
今年、初めて青色確定申告に挑戦する私は、税理士さんによる無料記帳指導を申し込みました。今回は2回目の無料記帳指導です。私が使っている会計ソフト、MFクラウド確定申告の優秀さを改めて感じました!

税理士さんに聞いてみた!個人事業主である妻の配偶者控除について

私は、アフィリエイトで収入を得ています。「どうせやるなら、もっと本腰を入れて収入アップを目指したい!」ということで、個人事業主に登録して青色確定申告の申請を済ませました。

その後は3~5万円/月くらいの収入を継続していましたが、11月、12月の収入は10万円/月くらいになりました。

分からない人
こうなると、気になってくるのが配偶者控除です。

「このまま10万円/月の収入が継続できたら、配偶者控除ってどうなるの?」と思った私は、無料記帳指導に来てくれた税理士さんに相談しました。

税理士さんとお話して、自分が配偶者控除について理解していなかったことが分かりました。

やっと頭の中が整理されたので、忘れないうちに備忘録も兼ねてここに記載しておきます。

103万円(150万円)の壁、130万円の壁

よく聞く言葉、「103万円の壁」と「130万円の壁」。まず、この2つは全く別のものであることを理解する必要があります。

「103万円の壁」は、所得税に関する壁のことです。妻の年収が103万円を超えたところから発生する税金のことです。※法改正により、2018年から「150万円の壁」に変更される予定です

「130万円の壁」は、社会保険に関する壁のことです。妻の年収が130万円を超えると、それまで夫の会社が負担していた健康保険料、年金を自分で支払わなくてはなりません。

103万円(150万円)の壁

まず、103万円(150万円に変更の予定)の壁。

税理士さんの見解によると、「103万円の壁を越えると納税額は少し増えるが、妻の収入がたくさん増えているので、何も気にする必要はない。」ということです。

以下は、私(左)と税理士さん(右)の会話です。

1ヶ月の収入が10万円位になったんですが、配偶者控除はどうしたらいいんでしょう?

それは嬉しい悲鳴ですね!

まず、103万円を超えることについてはそんなに気にしなくても大丈夫です。よく、パートで働く方が「103万円を超えないように調整してます」と言っていますが、「どうして103万円にこだわるのかな?」と私は思います。

テレビでよく「103万円の壁」って聞くので、超えると損をするような気がして、私も気になります。

配偶者の控除には、2段階あります。

税金の負担額は、妻の所得が増えるに従って少しずつ増えていきます。103万円を超えたからといって急に増えるわけではありません。

まずは、一般的な配偶者控除。

個人事業主である妻の収入が、(基礎控除38万円)+(青色確定申告控除額65万円)=103万円を超えなければ、夫は年間38万円の所得控除を受けることができます。

次に、妻の収入が103万円を超えた場合の配偶者特別控除。

個人事業主である妻の収入が、(基礎控除38万円)+(青色確定申告控除額65万円)=103万円を超えているが、(配偶者特別控除額 最大38万円)を加えた141万円を超えていなければ、夫は妻の所得に応じて定められた所得控除を受けることができます。

ふーん・・。103万円を超えると、税金が急増するわけではないんですね。

それと、勘違いしてはいけないのが、配偶者控除が38万円だからといって、「年間38万円減税できる」というわけでありません。

実際に所得税から引かれる金額は、控除額に所得税率を掛けた金額です。この税率は、だんなさんの所得により決まっていて、例えば年収500万円の方なら所得税率は20%。

つまり、38万円の配偶者控除が受けられるということは、(配偶者控除38万円) × (所得税率20%) = 7万6,000円の節税になるということです。

例:妻の年収120万円、夫の年収500万円の場合

実際に「103万円の壁」を越えると、どのくらいの増税になるのか計算してみました。

妻の年収が120万円、夫の年収が500万円の場合、以下のようになります。

①夫の増税額

妻の年収が103万円以下の場合・・・配偶者控除により、減税額7.6万円
妻の年収が120万円の場合・・・・・配偶者特別控除により、減税額4.2万円

7.6万円 – 4.2万円 = 3.4万円の増税

②妻の増税額

(妻の所得) = (年収 120万円) – (青色確定申告控除額65万円) -(基礎控除38万円)= 17万円
(妻の所得17万円) * (所得税率5%) + (住民税 5,000円)= 0.9万円の増税

住民税は、仮に5,000円として計算しました。

③世帯全体の増税額

①夫の増税額 + ②妻の増税額 = 3.4万円 + 0.9万円 = 4.6万円の増税

つまり、妻の収入が103万円→120万円(17万円増加)に増えることによる増税額は、4.3万円ほど。増えた収入に対する税金なので、しょうがないとあきらめるしかないです。

税金を引いても家計としては12万円のプラスになっています。

130万円の壁

税理士さんの見解によると、「130万円を超えそうになったら、少し考えた方が良いです。増える収入より、出て行く税金の方が多くなる逆転現象が起こることがあります。」ということです。

※「103万円の壁」は見直されて「150万円の壁」に変更される予定ですが、「130万円の壁」については何も議論されていません。こっちの壁の方が問題だと思うのですが・・。

以下、私(左)と税理士さん(右)の会話です。

社会保険の扶養は、いつ抜ける手続きをするんですか?

それは「130万円の壁」ですね。

「103万円の壁」を超えても、社会保険の扶養は継続されます。

「103万円の壁」は気にしなくてもいいけど、130万円を超えそうなときは私も「ちょっと待って!」と言います。

商品が売れるかどうか、さっぱり予想が付かないので、待つことはできません・・。

130万円手前で売り上げを抑えるか、もっとたくさん稼ぐのが理想ですが。難しいですね。

「やばい、130万円超えちゃった!」というときにはどんな手続きが必要ですか?

手続きや期限などは、だんなさんが務める会社によって違うので、一度だんなさんから会社に聞いてみてもらった方が良いですよ。
ただ、支払うことになる健康保険料は前年度の収入に応じて算出されるので、前年度の収入がなければいきなり高額な請求にはなりませんよ。

なるほど、前年は所得ゼロだから心配しなくても大丈夫かな?

例:妻の年収が140万円になった場合

妻の年収が130万円を超えると、妻自身が国民年金保険料と国民健康保険料を支払わなくてはなりません。
妻の年収が140万円になった場合、どのくらい支払いが増えるの計算してみました。

妻の年収が140万円の場合(札幌在住、40歳)

国民年金保険料・・・1万6,260円/月 (19万5,120円/年)
国民健康保険料・・・1万1,976円/月 (14万3,711円/年)

合計で、およそ33万円の増税

※国民健康保険料の算出方法は、大まかな計算ができるこちらのサイトを利用しました。→国民健康保険計算機

妻の年収が130万円→140万円に増えるとき、社会保険料が33万円増えてしまいます。
手元に残る収入は、(妻の年収140万円) -(社会保険料33万円)= 107万円。

つまり、こんな風になってしまいます。

妻の年収が130万円の時→ 妻の手取りは130万円。
妻の年収が140万円の時→ 妻の手取りは107万円。

一生懸命働いたのにその分収入が減るという、悲しいことになってます。ここでは計算しませんでしたが、夫の手取りも減るので、すごく損した気持ちになりますよね。

こうならないように収入を130万円以内で抑えるか、もっと稼ぐか、決めなくてはいけないポイントです。

でも、個人事業主の場合、給与を調節するということができません。売れたり売れなかったり、市場の反応は予測できませんからね。

「アフィリエイトで10万円/月達成した!」と喜んではいられません。このままでは130万円の壁に突入です・・。どうしよう。

配偶者控除、社会保険に関する手続きのしかた

個人事業主である妻の収入が増えてくると、配偶者控除や社会保険に関する手続きが必要になります。

「このままいくと、いずれ必要な時が来るかも・・?」と思った私は、手続きの仕方について、税理士さんに相談しました。

手続きの仕方については、こちらの記事をご参照下さい。↓

個人事業主である妻が、夫の配偶者控除・扶養を抜ける時の手続き
103万円の壁、130万円の壁と言われる、配偶者に関する日本の税制度。その制度について、無料記帳指導に来てくれた税理士さんに教えてもらいました。ここでは扶養を抜ける時の手続きについて記載します。

利用してよかった!税理士さんの無料記帳指導

今回、税理士さんの無料記帳指導で配偶者控除に関するお話を聞くことができて、とても良かったと思います。

会社員だった時には会社任せで、自分で考えることのなかった税金の仕組み。
個人事業主になったことで税金の仕組みにまで目が行くようになり、自分の成長をちょっぴり感じました。

初めて確定申告をする方に、税理士さんの無料記帳指導はとてもお勧めです!

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