とっても簡単!「個人事業の開業・廃業等届出書」の書き方

「来年は青色確定申告をしよう!」と決めたら、事前に必ず提出しなければならない書類が2つあります。その1つが「個人事業の開業・廃業等届出書」です。

青色確定申告をするためには、個人事業主として開業していなくてはなりません。「個人事業の開業・廃業等届出書」は、「今年から、個人事業を始めました!」と税務署にお知らせするための書類です。

※もう1つの提出書類、「所得税の青色申告承認申請書」については、以下の記事をご参照下さい。↓

すぐ出来る!「所得税の青色申告承認申請書」の書き方
「所得税の青色申告承認申請書」は、漢字ばかりの難しそうな名前ですがやってみると意外とすぐに出来ます。5分くらいで完成です。「所得税の青色申告承認申請書」の書き方を説明します。

提出期限はいつ?

事業開始等の日から1ヶ月以内

国税庁ホームページによると、「個人事業の開業・廃業等届出書」の提出期限は「事業開始等の日から1ヶ月以内」となっています。

事業開始日が明確でない場合

カレンダーとペン
「事業を開始した日」が明確な場合は良いのですが、はっきりしない場合もありますよね。

例えば(私もそうなんですが)、「1年位前からお小遣い程度の収入があったけど、最近急に収入が増えてきた。税金対策に、来年からは青色確定申告をしておこう!」という場合です。

こういう場合は、「事業を開始した日」は自分で決めます。

私の場合は、1月中に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出しました。「事業を開始した日」は、書類を送付した日付にしました。

「事業開始日」はいつでも良いが、記帳は1月1日から始めよう

青色確定申告には、申告対象となる年の1月1日から12月31日までの帳簿が必要です。

来年1年間の収入が65万円を超えそうかどうか考えてみて、「超えるかもしれない」と思ったら、来年1月から会計ソフトなどを使って記帳を始めましょう。

例えば「事業を開始した日」を2016年8月10日にした場合でも、青色確定申告で申告する所得は2016年1月1日~2016年12月31日の期間に発生した所得です。

日付を遡って帳簿を付けるのは、結構大変です。確定申告を意識しだしたら、1月1日から記帳を始めるのが良いと思います。

※私が使っている、無料で使える会計ソフトはこちらです。→MFクラウド確定申告

※MFクラウド確定申告について詳しくは、こちらの記事をご参照下さい。↓

在宅ワークならこれで充分!無料で使える会計ソフトMFクラウド
初めて青色確定申告に挑戦しようと思った私ですが、解らないことだらけでした。色々調べて行き着いたのが、無料で使える優秀な会計ソフト、MFクラウド確定申告でした。MFクラウド確定申告のお勧めポイント、無料プランについて詳しく記載します。

「個人事業の開業・廃業等届出書」の入手の仕方

「個人事業の開業・廃業等届出書」は、国税庁のホームページからダウンロードできます。ダウンロードページはこちらです。→個人事業の開業届出・廃業届出等手続

税務署でも配布しているので、税務署に行ってもらってくることもできます。私は、ホームページからダウンロードしました。

「個人事業の開業・廃業等届出書」の書き方

個人事業の開業・廃業等届出書

上(↑)の書類が、「個人事業の開業・廃業等届出書」です。

赤枠で囲った部分に記入します。以下、番号順にひとつずつ説明します。

①管轄税務署、提出日

自分の住んでいる地域の管轄となる税務署名を記載します。管轄の税務署は、こちらのページで検索できます。→【国税庁】国税局・税務署を調べる

提出日には、書類を送付(または持参)する日付を記載します。

②書類タイトル

今回は開業届の提出なので、書類タイトルの「個人事業の開業・廃業等届出書」の「開業」部分を丸で囲みます。

③納税地

「住所地」「居所地」「事務所等」のうち、該当するものにチェックします。

住所地: 自宅(住民票の住所と一致)を仕事場として使っている場合に選択します。

居所地: 住民票の住所とは違う場所に居住していて、そこを仕事場として使っている場合に選択します。

事務所等: 自宅とは別に事務所を構えていて、そこで仕事をしている場合に選択します。

チェックしたら、住所と電話番号を記入します。

④氏名等

自分の氏名、生年月日、個人番号(マイナンバー)、職業、屋号を記入します。

職業は、これから開業しようとする仕事の内容を記載します。例えば、アフィリエイト事業なら「ウェブサイト制作」などと解りやすく記入します。

屋号は、開業する店舗の名前や、事業所の名前のことです。まだ決まっていなければ、空白のままでも構いません。

屋号の決め方

「個人事業の開業・廃業等届出書」で意外と悩んでしまうのが「屋号」だと思います。「屋号は付けるべきか、付けないべきか?どんな屋号がいいのか?」と、私は悩んでしまいました。

屋号があると、会社っぽくて嬉しいのですが、適当な屋号を付けてしまうと後で困る場合もあります。例えば、軌道に乗って法人化しようとしたときに「屋号がださい!事業内容も少し違ってきた。屋号と違う社名を付けたい」と思っても、顧客に屋号が定着していて変えられない、という場合があります。

屋号は後で決めてもよいので、決まらない場合は空白にしておきましょう。

屋号の注意点

・個人事業は会社ではないので、屋号に「○○会社」や「○○コーポレーション」と付けることはできません。
・既に使用されている有名な名前は避けましょう。

⑤提出の区分

提出の区分の、「開業」を丸で囲みます。

⑥開業・廃業等日

開業する日付を記入します。「個人事業の開業・廃業等届出書」の提出期限は開業から1ヶ月であることに注意して下さい。提出日の前1ヶ月以内の日付を記載します。(開業した日付が曖昧な場合は、自分で決めた開業日で構いません。)

⑦開業・廃業に伴う届出書の提出の有無(青色申告の項目)

今回は開業に伴って青色確定申告を開始する予定なので、【「青色申告承認申請書」又は「青色申告の取りやめ届出書」】の欄の、「有」にチェックをします。

⑧開業・廃業に伴う届出書の提出の有無(消費税の項目)

【消費税に関する「課税事業者選択届出書」又は「事業廃止届出書」】は、「無」にチェックをします。

消費税に関する届けが必要になるのは、「2年前の課税売上高が1000万円を超えた事業者」のみです。これから開業する方には、消費税の届けは必要ありません。

⑨事業の概要

事業の概要には、これから開業する仕事の内容を解りやすく記入します。例えば、アフィリエイトで収入を得ている私の場合は以下のように記入しました。

ウェブサイトの制作を行う。提携する企業の広告をウェブサイトに表示し、広告収入を得る。

⑩給与等の支払いの状況

従業員を雇う予定がなければ、この欄は斜線を引いておきます。

⑪その他参考事項

従業員を雇う予定がない場合、この欄に「給与等の支払い無し」と記入します。

やってみたらとっても簡単!気軽に書こう

「書類を書かなくては」と思うと、ものすごく面倒な気持ちになりますよね。間違わないように注意しなくてはいけないし、解らない部分の書き方を調べるのに時間がかかったり・・。

でも「個人事業の開業・廃業等届出書」は、とても簡単な書類です。すぐに書けちゃうので、気軽にやってみましょう!

※「個人事業の開業・廃業等届出書」を郵送で提出する方法はこちら↓

時間の節約!郵送で青色確定申告の申込み手続きを済ませる方法
青色確定申告をするために必要な書類の作成方法と、その提出方法について説明します。書類は税務署まで足を運ばなくても、郵送で提出する事ができます。郵送での提出方法について詳しく説明します。

※確定申告に関する記事一覧はこちら↓

在宅ワークで初めての確定申告!記事一覧まとめ
私は今年初めて確定申告に挑戦します。その準備に関する、当サイト記事の一覧です。 これから確定申告をする方の参考になれば嬉しいです。
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