北海道での日本脳炎ワクチン、公費補助対象に

予防接種の公費補助拡大

予防接種

子育てには欠かせない、予防接種。定期接種が推奨されているワクチンは公費(無料)で受けることができますが、任意接種のワクチンは自費で受けることになります。

ワクチン接種にかかる費用は1回に6,000円~20,000円程度かかり、高額です。

接種した方がいいのかな、と思っても高額なので躊躇してしまうこともありますよね。そんな中、公費で受けることができるワクチンが増えています。

2010年の補正予算で、子宮頸がんワクチン、Hibワクチン、肺炎球菌ワクチンの公費補助が決まりました。更に2014年10月1日より、水痘(水ぼうそう)ワクチンの予防接種が、今までの任意接種から定期予防接種に移行され、公費(無料)で接種することができるようになりました。

そして北海道は、今まで接種する必要がないとされていた日本脳炎の予防接種の必要性を見直し、2017年度に公費による接種を実現させる考えを示しています。

北海道で日本脳炎ワクチンが接種されていなかった理由

全国で唯一、北海道だけが公費除外

日本脳炎とは、主にコガタアカイエカという蚊によって媒介されるウイルス感染症です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。

北海道は、道内に日本脳炎のウイルスを保有(媒介)する蚊(コガタアカイエカ)がほとんどいないこと、日本脳炎の発症者がいないことを理由に、予防接種を行う必要がない区域として指定されています。日本脳炎の予防接種が必要ない区域として指定されているのは、全国で唯一、北海道だけです。

北海道だけ公費で受けられない矛盾

しかし、北海道で生まれたからといって一生北海道で過ごすわけではなく、道外へ旅行したり、転出する可能性は大いにあります。北海道に居るから絶対安心、とは言い切れないので、心配な方は自費で予防接種を受けることになります。

自費で接種する場合、1回の料金が6,000円ほどで、1人あたり標準の4回を受けると負担は25,000円を超えます。兄弟で受けたら50,000円を超えてしまいます。この負担が定期接種化で減るのは、嬉しいですね。

北海道での日本脳炎ワクチン、定期接種への動き

北海道以外の地域では、日本脳炎ワクチンは定期接種(公費による無料接種)として受けることができます。北海道では現在、北海道小児科医会を中心とする日本脳炎ワクチンの定期接種化への署名活動などを受け、定期接種化が検討されています。

定期接種化を待つか、自費で接種するか検討しましょう

北海道では、2017年度に日本脳炎ワクチンの定期接種化(公費による無料接種)を実現させる考えを示しています。

これまで北海道では必要ないとされていた日本脳炎ワクチンですが、接種しないことの危険性が指摘されています。北海道在住の方は、子供について、そして自分自身についても日本脳炎ワクチンの接種時期を検討する必要がありそうです。

私は北海道在住の、4歳と6歳の2児の母です。私は今のところ道外へ旅行する予定はないので、定期接種化を待ってから接種しようと考えています。

日本脳炎ワクチンは、3歳から4回の接種が推奨されています。おそらく今後発表されると思いますが、定期接種化されてから受ける場合のスケジュール、接種回数にも注意しましょう。

※2016年3月31日追記※
2016年4月1日より、北海道で日本脳炎ワクチンが定期接種化されることになりました。接種スケジュールについては以下の記事をご参照下さい。↓

2016年4月より、北海道でも日本脳炎ワクチンの定期接種化
2016年4月1日より、北海道で日本脳炎ワクチンが定期接種化ことが決定しました。ワクチン接種のスケジュールについて記載しています。
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA