MRワクチンが接種できない!?はしか流行でMRワクチンが不足

子供の予防接種。とっても嫌がるし痛そうなので、毎回気が重いです。もうすぐ今年のインフルエンザ予防接種も始まりますね。

私の息子は現在5歳なので、来年4月までにMR(麻疹風疹)ワクチン第2期を摂取する必要があります。

そこで、インフルエンザ予防接種の前に済ませてしまおうと、先ほど病院に予約の電話をかけたら・・

驚いた電話
「MRワクチンは不足していて、いつ入荷するか分かりません。今は予約できません。」と言われてしまいました。

私は「まだ時間はあるので、少し待ってからまたお電話します。」と言って電話を置きました。

(MRワクチン第2期は、幼稚園年長~小学校入学までの間に摂取することになっています。)

「いったい、ワクチンが不足しているってどういうこと?」と不思議に思った私は、状況を調べてみました。

MRワクチンが不足している理由

現在、MRワクチンが不足している理由は以下の3つです。

①平成28年8月、関西空港内や兵庫県尼崎市の保育園などで、麻疹(はしか)の集団感染が報告された。この報道に伴い、大人のワクチン摂取者が増えたため、ワクチンの需要量が増えた。
③MRワクチンの製造には時間がかかる。需要量が増えたからといって、すぐに供給量を増やすことができない。

意外と穴だらけ!麻疹(はしか)の予防接種

注射器
麻疹(はしか)が怖い病気だという認識を持っている方は多いと思います。

特に妊婦の方が感染すると、早産・流産の危険性が高まります。

「でも、子供のときに予防接種しているはず。」と思いますよね。私もそう思っていました。

1990年以降に生まれた方は、MR(麻疹風疹)ワクチンが定期予防接種化され、2回のワクチン摂取をすることで免疫を得ています。

※麻疹(はしか)のワクチンは、2回摂取することで免疫が確実になります。

ところが、1978年から1990年に生まれた方は、1回しかMR(麻疹風疹)ワクチンの定期接種を受けていません。

さらに1977年以前に生まれた方は、定期接種を受けていないのです。

もしかして、受けてない!?麻疹(はしか)の予防接種

この記事を書きながら、「あれ!?もしかして、私って麻疹(はしか)の予防接種受けてないんだ!!」と衝撃の事実に気付きました。私は、現在40歳。1976年生まれです。

私は妊娠、出産を2度経験しましたが、麻疹(はしか)に感染するかもしれないリスクを負ったままの妊娠、出産だったようです。そう考えると怖いですね。「予防接種は親がちゃんとしてくれたはず」と思い込んでいました。

1990年より前に生まれた方は、麻疹(はしか)ワクチンを接種する必要がある?

1990年より前に生まれた方は、これから麻疹(はしか)ワクチンを摂取しなくてはいけないのでしょうか。

1977年以前に生まれた方は大丈夫(たぶん)

私も不安になってしまいましたが、1977年以前に生まれた方については、それほど心配する必要はないようです。

ワクチンが定期接種化されていなかったこの世代では、まだまだ麻疹(はしか)に感染する人が多く居ました。そのため、発症していなくても、知らないうちに感染して免疫が出来ている場合が多いそうです。

1978年から1990年に生まれた方は要注意

1978年から1990年に生まれた方は、1回だけの定期接種を受けていますが、免疫が充分に出来ていない場合があります。さらに周りに感染者が少なくなっている世代なので、知らないうちに免疫が出来ているという可能性も低く、注意が必要なようです。

気になる方は抗体検査を

麻疹(はしか)の免疫があるかどうかは、血液検査により判断することができます。気になる方は、お近くの医療機関へ問い合わせてみて下さい。料金は、5,000円くらいです。

どうして対応できない?大人への麻疹(はしか)の予防接種

今回、麻疹(はしか)が一部の地域で流行したことにより、急に麻疹(はしか)予防接種への需要が高まりました。

「予防接種で免疫ができているはず」と思っていた大人が、実は免疫を持っていないことに気付き、慌てて予防接種をしていることが原因のようです。

私は、1990年にMRワクチンの定期接種化が実施された時点で、こうした免疫の不十分な世代への対応を考えるべきだったのではないかと思えてなりません。特に、これから妊娠・出産に望むであろう世代への対策をどうして何もしていないのか、疑問です。

国や医療機関は、これらの世代に危険性を通知し、流行する前にワクチン接種を促すべきだったのではないでしょうか。

いつ入荷する?MRワクチン

MRワクチンの第2期を摂取することが出来なかった私の息子ですが、いつMRワクチンは安定供給されるのでしょうか。その時期はまだ分かっていないようです。

「小学校入学前に、予防接種をちゃんと受けることができるのかな?かかりつけでない、他の病院にも聞いてみた方がいいのだろうか・・」など色々考えてしまいました。

ホームページ上で麻疹(はしか)ワクチンの不足対応について公表している病院では、以下のように記載しています。

MRワクチンの予防接種は、まだ定期接種を1度も実施していない1歳児を優先する。

私の息子は、2度目の定期接種なので、「今すぐなんとかしないと感染するかも!」というリスクはそれほど高くありません(1度目の摂取である程度は免疫ができているはず)。

私はとりあえず、少し待ってみることにしました。1歳児の赤ちゃんを優先してあげたいです。

それにしても、

・医療機関はいつ頃MRワクチンを供給できるのか
・今後、大人への予防接種はどう対応していくつもりなのか
・MRワクチンの定期接種を待たされている子供は、どう対処するべきか

ということについて、何も報道されていませんよね。

インターネットで調べると記事が見つかる程度です。混乱を招かないように、新聞やテレビなどのメディアでもっと情報を提供して欲しいと思います。

2016/12/14追記:まだ入荷未定

今日、かかりつけ医に行ったついでに、MRワクチンの予約はできるようになったか聞いてみました。私は「不足していると言っても一時的なもので、少し待てば入荷するだろう」と楽観的に考えていました。

ところが、まだ入荷の予定がないとのこと。他の小児科をあたってみるように言われました。
冬休み中に受けられるように、小児科を探してみるつもりです。

ただでさえ憂鬱な予防接種、サクッと終わらせたかったなあ・・。

2017/01/18追記:やっと摂取できました

少し大きめの小児科に問い合わせたところ、在庫があり、無事にMRワクチンを接種することができました。就学前に間に合ってほっとしています。

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